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僕が変だと思う日本の「食事指導」について語ります

2022/01/11

皆さんこんにちは、トータルケアラボの鳥飼です。

本日のブログもを日々僕が思っていることだったりとか、

健康美容に関することを情報発信していきたいと思います。

 

さて、本日なんですけども、

昨日少し興味深いネットニュース記事が書かれていました。

芸能人の有吉さんが痛烈に糖質制限・・・・

お米とかですね、パンとかそういうものを食べない人に対して批判を繰り広げたという記事がありました。

これはテレビの番組なのか、ラジオなのかわからないんですけども、その中で、
糖質制限をしている人の話題になったらしいです。
そこで、芸能人が糖質を制限している、お米を食べないとか、パンを食べないとか、そういうことを言っているということに対して、
すごく批判を繰り広げられたみたいですね。

批判内容としては、「影響力のある方がテレビで糖質をカットすれば痩せますよとか、私は糖質を食べていませんとか、そういうことを電波に乗せて発信するのは良くないことなんじゃないか」
という内容です。


「お米農家さんとかそういった生産者の方の気持ちを考えたことがあるのか」という批判の内容だったそうです。

こんなに優しい言い方ではありませんでしたが。(笑)

 


僕はこの内容を聞いて、すごく賛同するところがありました。


また、私も別の角度から日本の食事指導の在り方について思っていることを語りたい気持ちになりました。

 

もしよければ最後まで読んでいってください。

2つあります。

ミクロな疑問とマクロな疑問です。

 

まずミクロな問題からお話しします。

本来、食事というのは不必要なもの、必要なものというふうに明確に分類をするべきではないと思っています。

人の個体差を考えると

体質や行動には差があるからです。

 

分かりやすく言えば、

体をすごく動かしている人もいます。
人によっては活動量がそこまでない人だっているはずです。

うちのジムでもきっとそうなんじゃないでしょうか?

そういった一人一人活動量も違えば体質も違うのに、一概にまとめて糖質カットを推奨するような情報というのは、簡単に出していいのかどうかということが疑問です。


糖質というものにも必要性や役割があります。
簡単なところでいえば体にとってのエネルギーになります。

多く見受けられる指導法に

「体をたくさん動かす人が糖質をカットします。
そうするとエネルギーが足りないわけです。

じゃあ、脂質を使って体のエネルギーに変わっていくので、ケトン体を利用して体脂肪が減り痩せますよね??」

というふうに短絡的に考えている指導者がとても多い気がします。

 

では、脂質がエネルギーに代謝されにくい人はどうなんでしょうか?
そういう人が糖質をカットして、活動量がすごく多かったらどうなんですか。

糖質もエネルギーにできない。
脂質のエネルギーに変換することができない。

それでも無理くり動いていく。
活動量は多い。

必ずどこかにしわ寄せが来るはずです。
それが、害になって内臓を痛め、何かの病気にかかりやすい状況に陥ってしまう。
そういうふうなリスクを伴っているわけです。

 

こういったことが、糖質制限を一概に推奨するべきではない理由だと僕は思っています。

 

もちろん適している人もいます。

でも適していない人には適していません。


それを見極めるのが、僕たち健康産業分野の専門家であるべきです。

 

ではその専門家とは運動指導員ですか??

ドクターですか??

 

ここからマクロな話になります。


食事を判断できるのは僕たちトレーナーではなく、管理栄養士であったり、栄養士の分野だと思います。


そこに運動分野の専門家が口出しをする、手出しをするというのは少し違う気がします。

 

農家の話からは少しそれてしまいましたが、僕たち専門家から見ると今この業界というのは懸念しないといけない状況にあると思います。

 

 

もちろん、管理栄養士を雇い、専門的な栄養の管理は栄養士がしていますという企業さん増えてきました。

とてもいいことです。とても素晴らしいことです。

 

栄養管理代行の管理栄養士さん、フリーランスの栄養士さん増えてきました。

とてもいいことです。

 

しかし、
マニュアル的な指導では

 

うちのジムでは糖質制限を行います。

 

うちのジムでは脂質制限を行います。

 

というふうに、「制限食」を与えるのに、マニュアルを使って一律で同じ手法で指導する。

 

これって危険ではありませんか??

 

場合によっては医療機関にお世話になってしまう患者さんを生み出してしまう。
そういったリスクがあると思います。

 

 

私達は農家ではないので、農家の心配をするということは、
もちろん心の中ではありますけども、

 

 

こういう公式な情報を載せる場所に記載をする内容としては、やはりそういった健康被害。特に制限食に関する健康被害というものを懸念し、そういった記事をどうしても書かざるはないのです。

 


トレーナーは運動指導員の一部です。
運動指導員には様々な職域があります。

 

 

スイミングコーチ、バスケットコーチなどのスポーツコーチ。
また、トレーナーなどの体を鍛えるお仕事。
エアロビクス、アクアビクスのインストラクター。

 

 

そのような様々な職域がある中で、運動指導員が専門家の顔をして無資格で「食事の指導」を入れていくことは、僕の見解としてはとてもリスクが高いと思います。

 

人の体というものは個体差があり一人一人もちろん違います。

 

その一人一人の違いというのは出会ってすぐに実施するカウンセリングでわかることだけではないんです。

 

科学的な検査に基づくデータを例え出したとしても、その人の心理状況メンタルの強さ、そういったものまでわからないのと同様に、
その科学的データに漏れている箇所というのも、必ずあるわけです。


すぐあって行ったカウンセリングよりも、
10何時間、20時間、100時間、

一緒に触れて会話をして寄り添ったデータの方が自分の知っているデータの方が正しいことだってあります。


もちろん、カウンセリングを否定しているわけではありませんが、日々の
会話レッスン中の接客、そういったものがカウンセリングになるべきであると思います。カウンセリングは大切です。

しかし、そのうえであっても

マニュアル化した制限食の指導を行うということも危ないことだと僕は思っています。


もし行うのであれば、きちんと専門家、ここでいう専門家とは管理栄養士です。
そして栄養士の方々です。

 

そしてここでいう管理栄養士とはドクターではありません。

 

医者であっても

糖質制限を行ってもいいですか?


脂質制限食を食べてももいいですか?

という疑問をお医者様に向けることは疑問です。

 

内科のドクターであったとしても内科です。


内科のドクターであれば内科のことはわかると思います。

けれども食事の分野としては食事の管理をする管理栄養士、

もしくは栄養士の方が僕は適切だと思います。

 

 

そのための栄養資格なので、ぜひ制限食を指導の内容に入れるのであれば、管理栄養士であったり、栄養士さん、そういった方々のアドバイスのもとに、行うのが正しいやり方だと僕は思います。


では、ここからはなぜこういった実態に陥っているのかというのを考えていきましょう。
まず問題点を明確にすると3つあるわけです。
1つは、
トレーナー主体の食事指導が流行したこと。
2つ目は、
お医者様による食事指導が主体的に行われていること。
3つ目は、管理栄養士、そして栄養士の立場が不明確なこと

それぞれ解決しないといけない問題だと思います。

トレーナーにおいての食事指導というのは、
トレーナーは、ボディーメイクのお仕事をしているので、
食事の減らし方、何を制限して何を増やしていくか、それによって出来上がるからだというものに精通しているわけです。


しかしそれはあくまでボディーメークの面から見た食事術になるわけです。

健康の面からみた食事術ではないわけです。
こういうのを僕はフィットネス栄養学と呼んでいます。

フィットネスの側面から見た栄養学。

栄養士から見た食事術というのは、課題がフィットネスとは違うわけです。

テーマは、
健康であったり、
バランスのとれた食事であったり、
食事を使っていかに豊かに過ごしていくかであったり、長い健康長期的な健康のための食事法だったり、
そういったのは管理栄養士と栄養士にしかわからないです。


しかしトレーナーは短期的に減量を成功させる方法は知っています。
しかしそれについての危険性をしっかりと把握し、それをお客様に伝えるということは怠ってきた印象があります。

では次に、
医者が主体的になって行う食事。
医療機関というのは様々な指導を行います。

運動指導はメディカルフィットネスですね。

お医者様は運動のプロですか??


お医者様は患部を治す治療状態を治す、罹患した患者を治す治療のプロです。

ですが運動による予防のプロではありません。

では、その患者にもよると思いますが、

患者という名前になっている方に対する指導

病院内でも管理栄養士がやるべきだと僕は思います。

病院の中に管理栄養士がいるはずなので、お医者様は食事のプロではありません。

 

食事のプロは別にいます。

管理栄養士です。

管理栄養士の方が主体的となって、医師に提案を行い、そして食事指導を行っていくのが正しい姿だと僕は思いますが、

ドクターの方が主体となって、管理栄養士に指示を出し、管理栄養士がそれに従って食事の提案を行うというのはいかがなものなのか??

お粗末ではないのかなと僕は思います。

医者は万能ではありません。

 

なぜ立場が違うのか、

医者がすべてのトップとなり、

その下に管理栄養士であったり運動指導員がいるという縮図がなぜできているのか。

職域が違うのに、なぜ横並びではなく縦並びになっている関係性なのか、

僕には全く理解ができません。

これはおかしいことだと僕は思います。

それで運用ができているというのは医療ありきの日本だからです。

 

これは大きな話になってしまいますがこれは本当におかしいことです。

運動で予防できることなぜお医者様がやるんでしょうか?

運動のプロでもないのに、

患者さんに対する食事指導をなぜ医師ドクターが率先して主体的に行うのか、管理栄養士の立場というのはどこにあるのか。

全く僕には理解ができません。
少し有吉さんの話からそれてしまいましたが、僕はこう言った疑問点というのを常に抱えながら、日々の仕事を行っています。

 

そろそろ変わるべきではないですか、日本も。

アメリカ、そしてイギリスの医療体制を見てくださいこんな問題既に解決されています。おかしな世の中ですね、日本は。
さて、ちょっと皮肉めいたことを書いてしまいましたが、
今日はここらへんで失礼したいと思います。さようなら。